56歳の会社の早期退職制度、対象になると退職金が上乗せされます。同時に、残る側にもコースがあって、こちらは給料が下がります。業務内容は変わらないのに、です。
同一労働同一賃金という言葉を最近よく聞きます。年齢を理由に給料が下がるのは、この原則とどう整合するのか、正直よくわかりません。この制度を受け入れて残るというのは、自分のプライドが許しません。
上司はこのあたりの不満を理解していて、先に給料を上げて減額幅を抑える提案をしてくれました。ただ、その条件は責任者になることでした。何でも押し付けられて、最終的には社長の言いなりになるような立場に、魅力は感じません。技術屋としてやってきた自分が、ジェネラリストとして買われていることにも、腹が立つところがあります。
自分の中では、56歳ちょうどで辞めるという答えが出ています。
辞めた後も開発の仕事を続けたいので、情報収集は始めています。転職エージェントに登録していて、自分の市場価値を確認する意味でも役に立っています。ただ、求人は1年先の話を待ってくれません。いい話が来ても、こちらの準備が整っていないとタイミングが合わないという噛み合わなさは、まだ解決できていません。それでもオファー自体はゼロではなく、地味な励みになっています。
今の会社には10年近くいて、居心地は悪くありません。ただ最近、よく飲みに行っていた仲間の1人が会社の方針に嫌気がさして辞め、もう1人も引退が近づいています。そういうのを見ていると、自分もかなと思うことが増えました。
もうひとつ、前から思っていたことがあります。自分がいる部門はものづくりを外注化することが多く、自分は自分の手でモノを作る方に残った側です。外注化すると、設計のノウハウは社内に残りません。それでも構わないという会社の姿勢には、疑問を感じています。
また思いついたときに書いていこうと思います。